子供のころ、和式トイレだったのをもう20年以上前に洋式にリフォームしたものです。
壁板を剥がすと下地の漆喰壁から自分の書いた落書きが出てきました。
懐かしい。
解体前の写真を撮り忘れてました。
ごめんなさい。
で、ここにあった便器(便座)はすでに仮住まいに移設しております。
現在使用中です。
生活感出過ぎですね。
ここはずっと昔に2つ目のトイレだったところですが、
ほとんど使うことがなかったために随分以前に便器を撤去して排水管も通っていませんでした。
床もなく、下は土の状態から床を貼り復旧しました。
トイレ便器の移設は誰もやりたくないですよね。
わたしもそうでした。
どんなに清潔に使っていても、便器ですから。
撤去も据付もやったことないし、構造もどうなっているのやら。
不安要素がいっぱいでしたが、なんとか出来てしまいました。
たぶん誰もやらないと思いますが、
一応、便器を移設するときの注意点をお話ししときます。
まず、第一に「スピード」
移設ですから、便器を撤去した時点で用を足す場所が一時的に無くなってしまいます。
作業はスムーズに、思わぬハプニングのときのための対処方法も考えておく必要があります。
ぐすぐすしてたら漏れちゃいます。
作業前にはトイレにいって用を済ませておきましょう。
二つ目は「準備」
迅速に作業を進めるために準備は非常に重要です。
移設先の給水と排水の配管は完璧に終わらせておく必要があります。
あとはつなぐだけの状態にしておきます。
わたしが移設した便器はINAXのアメージュシリーズですが、
メーカーウェブサイトから便器の設置についての図面を見ることができました。
製品個別の設置図面ですので、あまりに古いタイプだと図面がないかもしれません。
「準備」で重要なのは、排水の方法とサイズ、壁から排水管までの寸法です。
排水の方法は床排水と壁排水の2タイプありまして、これは見ればわかります。
わたしのところは床排水でした。
次に配管のサイズ。
給水管は目視できますから問題ありません。通常13です。
排水管については便器を外さないと確認できませんから、実質見ることは不可能です。
ですが、一般的にトイレの排水管の寸法は呼び径75か100のどちらかです。
また、図面があればサイズを確認できます。
3つ目の壁から排水管までの寸法ですが、壁排水の場合は床からの寸法になります。
これが一番重要です。
排水管があまりに壁に近すぎると便器が据付できません。
便器には個別に排水管の壁からの距離が指定されていますので、図面があればこれで確認できます。
図面がないときはどうしましょうか?
床排水の場合は壁からの距離を多めにとっておけばなんとかなるんじゃないかと思うんですが、
確かなことは言えませんね。メーカーに直接確認してみることをお勧めします。
給水管については
タンクから伸びる金属管と給水管を接続する位置の高さを合わせておけば、
そんなに難しくありません。
給水管を固定したときの動画です。参考までに。
むき出しの塩ビ管です。
通常は壁の中に配管したいところですが、
仮住まいですからあまり気にしていません。
あと、注意する点は給水管側の水漏れですね。
これも移設前にチェックしておいた方がよいでしょう。
プラグという一時的に水を止められるプラスチックの栓が、
ホームセンターで50〜100円くらいで 売っていますので、
これで事前に給水管に栓をして管内に水圧をかけて水漏れチェックをします。
最後にコンセント
現在のトイレは温水、暖房便座 、おしりのシャワーなど電気がないと働きません。
水回りですのでアースつきコンセントは必須です。
今回移設した便器は便座とタンクが一体型だったため、一人で運ぶには無理な 重さでした。
最低二人は必要です。
わたしの思いつく注意点はこんなところでしょうか。
あなたもやってみますか?
秋の長雨が続く9月の初旬に
解体中の家から玄関引戸を取り外し、仮住まいに移設しました。
サッシの枠を取り付けるときは、
枠をはめ込む場所の柱、土台、桟などで作る木枠を
サッシよりも1cmほど大き目に作っておいた方がはめ込んだ後で水平、垂直の調整が楽にできます。
この水平、垂直がきっちり出ていないと、引戸はスムーズな開閉ができませんから。
水平器、さげ振り、大きな差し金を使って何度も確認しながら調整しました。
調整はサッシと柱の隙間の数ヶ所に小さく切った薄ベニアを挟んでビス止めするだけです。
基礎コンクリートから完成まで
正味3日ほどかかりましたが、なんとか格好がつきました
使い慣れた玄関ですので、違和感なく気に入ってます。
なにより鍵を変えず今まで通りに使えるのがいいですね。
解体中の家から玄関引戸を取り外し、仮住まいに移設しました。
サッシの枠を取り付けるときは、
枠をはめ込む場所の柱、土台、桟などで作る木枠を
サッシよりも1cmほど大き目に作っておいた方がはめ込んだ後で水平、垂直の調整が楽にできます。
この水平、垂直がきっちり出ていないと、引戸はスムーズな開閉ができませんから。
水平器、さげ振り、大きな差し金を使って何度も確認しながら調整しました。
調整はサッシと柱の隙間の数ヶ所に小さく切った薄ベニアを挟んでビス止めするだけです。
基礎コンクリートから完成まで
正味3日ほどかかりましたが、なんとか格好がつきました
使い慣れた玄関ですので、違和感なく気に入ってます。
なにより鍵を変えず今まで通りに使えるのがいいですね。
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