自分でわが家を作るということ

                      Self-build(セルフビルド)というもうひとつの選択                      目指すは自然素材で作る天然住宅

透湿防水シートは一択

今までいろんな建材についてどれにしようかかなり迷って決めてきましたが、
透湿防水シートだけは迷わず「デュポン タイベック ハウスラップ」にしました。
一択です。比較しておりません。



タイベックというのは米国デュポン社が開発した特殊繊維素材です。
この素材でできたつなぎ(作業着)が福島の原発事故後の作業で使われていました。

旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社のウェブサイトには

タイベックの4つの特性について
「軽く」「水に強く」「強度があり」「通気する」と書かれています。

以前に仕事でタイベックの作業着を使用しており、
その良さを知っていたこともあり、これに決めました。

他社製品と比べていませんので他は全くわかりません。 

ただ、透湿防水シートについて色々調べてみますと、紫外線と熱による劣化について性能実験を載せているのはタイベックだけのようです。
当サイトのFAQには
「紫外線と熱による影響を極力抑える施工が好ましい、、」 とあります。
ちなみにハウスラップには紫外線劣化防止剤が使われているのだそうです。
 
わが家の工事では 一つ一つの作業に時間がかかることはわかっていましたから
透湿防水シートの紫外線劣化についてはかなり神経を使いました。

ハウスラップの施工は
冬場ほとんど日当たりのない北面と西面を先に取り掛かり最後に南面を施工することで
直射日光が当たる時間をなるべく短くするように努めました。
その後の工程(ハウスラップを覆う外装)も、一番日当たりのいい場所から施工しました。 

 専門家ではありませんので、あまりいい加減なことは言えませんが、
でも結局透湿防水シートは 「デュポン タイベック ハウスラップ」にしておけば間違い無いんじゃないかと思います。

あ!そういえばハウスラップには
ハードタイプとソフトタイプの2種類ありますが、基本的な性能は変わりないようです。
気になる方はこちらでご確認ください。
デュポン タイベックとは




版築の壁を作りたい/実験

版築(はんちく)は
古くは万里の長城がこの工法で作られたと言われるほど非常に歴史の古い土木技術です。



本来の版築は粘土質の土と石を主体に多少の混ぜ物をして作られたものを指しますが、
それだけでは強度的に心もとないので消石灰を混入することで固まりやすくすることにしました。
また断熱壁にするために大量の籾殻を入れましたので土だけでは固まらないと思い消石灰を使用してみました。
さらに凝固剤として水に対して15%の塩化マグネシウムを混入して使用しています。



土と消石灰(+骨材)の混合比はネットで色々探してみましたが、
具体的に書かれた情報が見つからず
こちらの研究論文を参考にさせていただきました。
 →「伝統技法を用いた版築壁の強度性状に及ぼす調合および施工要因の影響に関する研究 」

籾殻を混ぜた場合の配合についてはネットのどこを探しても見つかりませんので
自分なりに「このくらいでどうかな〜」という感覚でやってます。

動画で実際にやってみた混合割合は
土:約4kg
籾殻:約2kg
消石灰:約1kg(質量比で大体15%くらい)
これに15%の塩化マグネシウム水溶液を適量混ぜて練っています。

この配合だと籾殻がかなり多いので型枠の中で突き固めてもフワフワして締め固まる感じがしなかったので
3段目くらいから籾殻の量を少し減らして調整してみました。
最終的に籾殻は1〜1.5kgくらいの割合で使いやすくなりました。

1週間後に型枠を解体してみましたが、まだ硬化は不十分のようです。
消石灰は硬化にかなりの時間を要しますので、この段階では硬さの確認はできませんでしたが、
1ヶ月、2ヶ月と経過するうちに十分な硬さになりました。

最初不安に感じていた1、2段目の配合でも多少のもろさはあれど意外にしっかり固まりました。

今回は高さ50cmほどのほんの小さな壁での実験でしたので型枠にはあまり神経を使わずにできましたが、実際の家では2m以上の壁を作りたいと思っていますのでその場合は型枠をどうやって固定するかが 今後の課題です。
 

軒樋の勾配はつけた方がいい?

もうずいぶん前の話になってしまいましたが、
去年の9〜10月は非常に雨の多い季節となりました。

屋根瓦を葺き終わってまもない頃、水に濡らしたくないところがそこかしこに。
大雨が降ると屋根から直接地面に落ちる雨水で泥のしぶきが飛び散って周囲を汚します。
そこらじゅうに水たまりも。

かなり焦って準備して雨樋を取り付けました。



最近では軒樋の勾配(傾斜)をつけずに水平に取り付けることを標準としているハウスメーカーが多いらしいです。
理屈としては完全に水平なら水は溜まらず縦樋から排水されます。
ですが、「完全に水平」はほぼ不可能ですね。
木造住宅であれば木の乾燥収縮などで時間の経過とともに多少動きますので、
軒樋施工時に完全に水平を出していてもそれが永遠に続くとは限りません。
自然災害もありますからね。
また軒下という作業性の悪い場所で完全な水平を出す方法が私のような素人には思いつきません。

そういう意味で雨水は傾斜をつけた樋で流すのが後々のことを考えたら1番良い方法のようです。
わが家の場合は9mほどの長い軒樋のため中央を1番高くして両端に向かって勾配をつけることにしました。
3mで10mm下がる1/300の勾配です。
屋根の先端部分に突き出た垂木の側面に樋を受ける支持金具を取り付けました。
垂木の間隔が30cmなので支持金具は1本おきに60cm間隔で取り付け、結果十分に安定しました。
樋の加工にはちょっとしたコツが必要です。
特に軒樋と縦樋の連結部分の穴あけは色々調べて動画のような方法をとり、うまくできたと思います。

材料について
将来修理が必要になった時に簡単に手に入らないものでは困りますので一番一般的なものにしました。
どこのホームセンターでも売っています。
たいていの場合メーカーはパナソニックかセキスイ(エスロン)が主流だと思いますが、
基本的にサイズは同じなので 2社を混在させて使っても問題ないようです。

樋は外側がプラスチックで、芯材に薄い金属板が使われており非常に丈夫にできています。
昔のプラスチックだけの樋とは全然違いますね。よくできています。
紫外線による劣化を考えると銅やステンレス製のものに魅力を感じていましたが、
とにかく高価で庶民には手が届かないことと、自分では施工が難しそうなので諦めました。

とりあえず軒樋を取り付けて雨垂れはおさまりましたので、
続けて縦樋にいきたいところなのですが、、、

やること多すぎて、縦樋はまだ先になりそうです。


屋根の上に煙突(チムニー)を作る その4

煙突の最終仕上げです。



レンガっぽくしたかったので、目地を入れて漆喰で仕上げました。


イメージでは



こんな感じだったんだけどな〜。。。 
反省点は動画の中で書いてますので、興味のある方はどうかご覧ください。

煙突で試してみた擬似レンガ造りについては外壁でリベンジしたいと思います。 

屋根の上に煙突(チムニー)を作る その3

前回のつづき



下地のベニア板の上に屋根工事で余った防水シートを貼り
その上にメタルラスという左官用の金網を貼りました。
防水シートもメタルラスもタッカーで留めることができますが、
下地が板金の部分だけはタッカーの針(ステープル) が刺さりませんので釘止めです。

 メタルラスが貼れたら、次はモルタル塗りです。
念のためモルタルには防水剤を混入させましたが、
ホームセンターで売っている安価な商品ですので どれほどの効果があるかはわかりません。
使わないよりは使ったほうがいいだろうくらいの感覚で使っています。 
あと、ひび割れ防止のためエマルジョン系の混和剤も使っています。
牛乳のような真っ白な液体です。



モルタルの一回目の塗りが終わったら半乾きの状態で表面に傷をつけておきます。
そうすることで二回目のモルタルの付きが良くなります。
結束線を束にしてホウキのように先を切り揃えたものでモルタルの表面を撫でると
楽にムラなく傷をつけることができるのでオススメです。 

さて二回目のモルタル塗りは、色をつけるためにコンクリート用の顔料を混ぜました。
一般的な普通セメント(ポルトランドセメント)を使うとセメントの灰色が強く出てしまうので
硬化後の発色を良くするためにホワイトセメントを使うことにしました。

 

色の調合は実験なしに勘でやってしまって、、、、結果は?

次回で
 
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