自分でわが家を作るということ

                      Self-build(セルフビルド)というもうひとつの選択                      目指すは自然素材で作る天然住宅

屋根の上に煙突(チムニー)を作る その2

煙突周りの下地となる板金とその上に「のし瓦」を置くところまでは屋根屋さんにやってもらいまして
そのあとの工程は自分でやることにしました。

まずはのし瓦の上に水切りの板金を設置するところから



市販品でぴったり設置できるものはありませんので、
ホームセンターで曲げ加工のない1枚ものの板金を買ってきて自分で加工しました。

板金の端部は必ず「返し」と呼ばれる2〜3mmほどの曲げ加工をしなければいけないのですが、
そんな細かな曲げは素人には無理なので、10mmくらいの返しにしました。

自分的には結構うまくできた気がしてます。
これで雨漏りはしないはず。

もうちょっとつづく
 

屋根の上に煙突(チムニー)を作る その1

わが家の冬の暖房は「薪ストーブ」これだけは譲れない絶対条件です。

そしてストーブに煙突は付き物。

設計段階からストーブの設置位置を決めておかないと煙突を通す位置が決められませんので、
今からちょうど1年ほど前に薪ストーブ屋さんと打ち合わせ、
数ヶ月後に煙突の設置方法などを決めました。 

ネットでいろいろ調べまくったところ
煙突はストーブ本体からまっすぐ立ち上げる方が煙突内にススが溜まりにくく、
シーズンオフの煙突掃除も楽だということなので、
わが家の煙突もまっすぐに立ち上げることにしました。

しかしストーブ本体からまっすぐ立ち上げるということは
屋根に穴を開けるということで、やはり雨漏りは心配なところです。

丸い煙突をパイプのまま屋根を貫通させた方が雨仕舞いは簡単そうですが、
そうすると煙突の固定箇所が少ないため強風などで揺れて
シーリング材の剥がれやひび割れのリスクが高くなるのだそうです。
シールの剥がれや割れは直接雨漏りにつながります。
それに対して屋根の上に四角い箱状のものを設置してそこから煙突を出す方法の方が
煙突の固定箇所が多く安定するのだそうです。

やっぱり安定感があった方がいいし、何より雨漏りは一番の心配事なので迷わず後者に決定です。
屋根の上に四角の煙突が出てると、、ちょっとオシャレかなぁっていうのも有り。

下地となる木枠の設計図は薪ストーブ屋さんが書いてくれました。
木枠の製作と設置は大工さんに、瓦との取り合い部分の板金は屋根屋さんにお願いし、
そのあとを自分でやることにしました。

これが結構たいへんな作業で、、、

つづく


 

なぜ日本の住宅の外壁はサイディングばかりなのか 後編

まだまだ建築途中ではありますが、これまで自宅の建築に携わってきたことで見えてきたこと、わかったことをお話ししようと思います。
あくまでも私見です。間違っていたらごめんなさい。

一般によく知られているハウスメーカーや工務店に住宅の建築を依頼すると大抵の場合、外壁はサイディングになります。 
ハウスメーカー(工務店)指定のサイディングの中から選ぶことになるはずです。
そのほとんど(70%くらい)が窯業系サイディングであることは前回の記事でお話ししました。

サイディング材は施工性が良いという特徴がありますので、
施工業者としてはこの材料を使いたいのは当然のこととして、
それ以外にもハウスメーカーや工務店が窯業系サイディングを勧めたがる理由があります。


それが火災対策です。

家を建てる場合、その家を建てる場所がどういう場所か(防火地域・準防火地域)によって
住宅各所の構造や使用する建材に一定の制限(法規制)がかかってきます。
どんな構造でも良いわけではなく、どんな材料を使っても良いわけではないのです。 

家を建てる場所が市街地の住宅密集地であれば 制限は厳しく、
家と家の間隔が離れた農山村地域であれば制限はゆるくなります。
もうだいたいお分かりかと思いますが、
災害時の被害が大きい地域は制限は厳しく逆は当然ゆるくなるわけです。 
住宅密集地では火事は簡単に隣家に燃え移ります。
それを防ぐために法律で規制がかけられているわけです。

特に隣家への延焼を防ぐために外壁は不燃材料でなければならない場合がほとんどです。
デザイン的に外壁に木材の板を使いたいと思っても市街地であったらほぼ使えません。

私は建築士ではありませんので建築基準法は詳しくありませんが、
自宅の設計をお願いしました建築士さんに何度も相談する中でいろいろできないことが多いことに気づかされました。
そうすると結局、外壁に関して手っ取り早いのは窯業系サイディングになってしまうんですね。
自然素材の素朴な外観にしたいと思ってもほとんどの場合それは使えないのです。 

詳しい内容を省いてかなり簡単にお話ししてしまいましたが、
家を建てる予定の場所がどんな場所(防火地域か準防火地域か)は
自治体ウェブサイトの都市計画情報関連のページに地図で示されている場合が多いですから、
気になる方は一度調べてみてください。 

また建築基準法の規定は複雑で素人にはなかなか理解しがたいものです。
上述しました規制についても様々な条件によって変わります。
例えば、平屋の家だとか、延べ床面積が100平方メートル未満だとか、3階建てだとか。

詳しくは建築士にご相談ください。。。と言うしかない。

なぜ日本の住宅の外壁はサイディングばかりなのか 前編

住宅建築においてサイディングとは外壁に使われる板状の建築材料のことを指します。
元は英語の siding 「下見板」から来ているようですね。 
日本でも下見張り (鎧張り)という工法は昔からありますので興味のある方は調べてみてください。

現在日本のサイディングは大きく分けて4つの種類があります。
1、窯業系
2、金属系
3、木質系
4、樹脂系

この中で広く一般的に使われているのが窯業系サイディングです。
ハウスメーカーが作る家の外壁はほとんどがこの窯業系サイディングと言ってもいいかもしれません。
窯業というくらいですから焼き固めて造られた材料だと思われますが、
サイディングメーカーのウェブサイトによるとセメント質と繊維質を主原料にして成形した 板状のものだと書かれています。
「主原料にして、、、」ということは何かわけの分からない他の物質も混ざっていそうな感じです。
見た感じでもコンクリートでもなくタイルでもなくレンガでもなく、
何とも言い表しがたい不思議な素材だということがわかります。 
サイディング材料がそもそもどんな物質でできているのかについては、いろいろ調べてみても詳しい成分表示までされているものは見つかりません。
ですので、この話はとりあえず置いといて次に進めます。 

窯業系サイディングにはこんないいことがあります。
1、燃えない、または燃えにくい
2、耐候性が高い
3、製品が均一
4、施工性がよい
などです。
このように完璧な材料です。
一見、非の打ち所がないように見えますね。

(4番目の施工性について、余談ですが、
施工性が良いことで作業が短時間で済みますから、その分工事費を安くしてもらえれば別ですが、 
そうでなければこれは施主としては何も関係ない項目です。
施工性が良いことは施工業者にとってのメリットです。
仕事が早く進むことは直接業者の収益につながりますからね。)


サイディングは板状の材料を何枚も突き合わせて壁にしていくわけですから必ず継ぎ目ができます。
この継ぎ目からの雨水の浸入を防ぐためにシーリング(コーキング)処理がされるわけですが、
このシーリング材の寿命がだいたい7〜10年と言われています。
また、窯業系サイディングの主原料の一つがセメント質ですので当然水を吸い込みます。
そのため材料の表面には防水のための塗装がされています。
この塗装の寿命が7〜8年と言われていますので、定期的に塗り替え工事が必要になります。

このように完璧に見える窯業系サイディングですが、その性能を維持するには定期的なメンテナンスが必要になります。

どんな物質でもいつかは必ず劣化しますから、定期的なメンテナンスは仕方ないとして、
それよりもこういう成分の不明な材料を処分することになった時にどうやって捨てたらいいんだろうと考えてしまいます。
燃えない、腐らない、分別できない、土に還らない。。。

。。。。埋め立てるしかない

こういうものは私は使いたくない。


というわけでタイトルの「なぜ、、」の答えまでたどりつけないまま
次回へつづく


 

庇屋根の上に足場を建てる

以前に一度だけ屋根の上に足場を組んだことがあったので、
まあ、やれるだろうと軽い気持ちでいましたが、
やってみるとやっぱり緊張感ありますね。

新品の瓦を傷つけたくないし汚したくないですから、慎重になるのも当然。
余っていた床用のシートを使い保護してみました。



瓦の上に直接立って手の届くところには足場を作りませんでしたが、
作業してみるとやはり水平な足場があったほうがいいですね。
直接瓦の上を歩くと汚れますし、破損の恐れもありますから。

屋根上での足場は瓦に直接接するものに何を使うかが最も重要に思います。 
いろいろやってみた結果、
道板の下に断熱材のスタイロフォームを貼り付けたものが一番安定感がありました。
屋根の傾斜に合わせて板に貼るスタイロフォームの厚みを左右で変えれば水平も出せます。
瓦も傷つかないし、ほぼ滑りません。


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