自分でわが家を作るということ

                      Self-build(セルフビルド)というもうひとつの選択                      目指すは自然素材で作る天然住宅

2015年09月

たぶん誰もやりたくない便器の移設

先日、以前トイレだったところの壁と天井の化粧ベニアを剥がし終わりました。

DSCN0804
 

子供のころ、和式トイレだったのをもう20年以上前に洋式にリフォームしたものです。
壁板を剥がすと下地の漆喰壁から自分の書いた落書きが出てきました。

懐かしい。

 解体前の写真を撮り忘れてました。
ごめんなさい。
で、ここにあった便器(便座)はすでに仮住まいに移設しております。

DSCN0797


現在使用中です。

生活感出過ぎですね。
 
ここはずっと昔に2つ目のトイレだったところですが、
ほとんど使うことがなかったために随分以前に便器を撤去して排水管も通っていませんでした。
床もなく、下は土の状態から床を貼り復旧しました。 



トイレ便器の移設は誰もやりたくないですよね。

わたしもそうでした。
どんなに清潔に使っていても、便器ですから。

撤去も据付もやったことないし、構造もどうなっているのやら。

不安要素がいっぱいでしたが、なんとか出来てしまいました。


たぶん誰もやらないと思いますが、
一応、便器を移設するときの注意点をお話ししときます。

まず、第一に「スピード」
移設ですから、便器を撤去した時点で用を足す場所が一時的に無くなってしまいます。
作業はスムーズに、思わぬハプニングのときのための対処方法も考えておく必要があります。

ぐすぐすしてたら漏れちゃいます。
作業前にはトイレにいって用を済ませておきましょう。

二つ目は「準備」
迅速に作業を進めるために準備は非常に重要です。
移設先の給水と排水の配管は完璧に終わらせておく必要があります。
あとはつなぐだけの状態にしておきます。

わたしが移設した便器はINAXのアメージュシリーズですが、
メーカーウェブサイトから便器の設置についての図面を見ることができました。
製品個別の設置図面ですので、あまりに古いタイプだと図面がないかもしれません。


「準備」で重要なのは、排水の方法とサイズ、壁から排水管までの寸法です。

排水の方法は床排水と壁排水の2タイプありまして、これは見ればわかります。

わたしのところは床排水でした。

次に配管のサイズ。
給水管は目視できますから問題ありません。通常13です。
排水管については便器を外さないと確認できませんから、実質見ることは不可能です。
ですが、一般的にトイレの排水管の寸法は呼び径75か100のどちらかです。
また、図面があればサイズを確認できます。


3つ目の壁から排水管までの寸法ですが、壁排水の場合は床からの寸法になります。

これが一番重要です。

排水管があまりに壁に近すぎると便器が据付できません。

便器には個別に排水管の壁からの距離が指定されていますので、図面があればこれで確認できます。
図面がないときはどうしましょうか?
床排水の場合は壁からの距離を多めにとっておけばなんとかなるんじゃないかと思うんですが、
確かなことは言えませんね。メーカーに直接確認してみることをお勧めします。

給水管については
タンクから伸びる金属管と給水管を接続する位置の高さを合わせておけば、
そんなに難しくありません。

給水管を固定したときの動画です。参考までに。




DSCN0749

むき出しの塩ビ管です。
通常は壁の中に配管したいところですが、
仮住まいですからあまり気にしていません。

あと、注意する点は給水管側の水漏れですね。
これも移設前にチェックしておいた方がよいでしょう。
プラグという一時的に水を止められるプラスチックの栓が、
ホームセンターで50〜100円くらいで 売っていますので、
これで事前に給水管に栓をして管内に水圧をかけて水漏れチェックをします。
 
最後にコンセント
現在のトイレは温水、暖房便座 、おしりのシャワーなど電気がないと働きません。
水回りですのでアースつきコンセントは必須です。


今回移設した便器は便座とタンクが一体型だったため、一人で運ぶには無理な 重さでした。
最低二人は必要です。


わたしの思いつく注意点はこんなところでしょうか。

あなたもやってみますか?


わが家の解体 進捗状況 3

台所だった部屋の天井と壁板の撤去が終わりました。

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天井裏には50年前の古い電気配線を見ることができました。
ガイシを使って電線を張っていたんですね。

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ところで解体工事もまだ前半ですが、建築廃材がかなりたまりつつあります。

そろそろ産廃回収業者を呼ぼうかと思案中です。


建築廃材は分別の仕方によって費用が変わってきますので、
これについては後日、記事にしていきたいと思います。




玄関引戸を移設する

秋の長雨が続く9月の初旬に
解体中の家から玄関引戸を取り外し、仮住まいに移設しました。

 

サッシの枠を取り付けるときは、
枠をはめ込む場所の柱、土台、桟などで作る木枠を
サッシよりも1cmほど大き目に作っておいた方がはめ込んだ後で水平、垂直の調整が楽にできます。

この水平、垂直がきっちり出ていないと、引戸はスムーズな開閉ができませんから。

水平器、さげ振り、大きな差し金を使って何度も確認しながら調整しました。

調整はサッシと柱の隙間の数ヶ所に小さく切った薄ベニアを挟んでビス止めするだけです。


基礎コンクリートから完成まで
正味3日ほどかかりましたが、なんとか格好がつきました
使い慣れた玄関ですので、違和感なく気に入ってます。

なにより鍵を変えず今まで通りに使えるのがいいですね。


鬼怒川の決壊とソーラーパネル

皆さん、連日のニュースでご存知の通り

先日の台風18号による大雨の影響で栃木県から茨城県にまたがる鬼怒川の一部が決壊し
家屋が流されるという大災害となりました。 

決壊した堤防の内、1ヶ所の決壊の原因がソーラーパネルの設置方法にあるのではという
報道がありました。


前回の記事で書きましたように、
太陽光発電を新築のわが家に設置しようか迷っているときにこの報道です。

また改めて考えさせられます。


近頃のソーラーパネルの乱立には少々違和感を覚えていましたが、
今回の災害の一因かもしれないとすると、問題は重大です。

わたしは以前にソーラーパネル設置用鉄骨の基礎工事をやったことがあるのですが、
お役所お得意の許認可が、こと太陽光発電については甘いようです。

そんな甘い規制の隙間を縫って
太陽光発電(売電)は儲かるからと一部の財力のある方々は
余った土地と余ったお金でソーラーパネルを乱立させているようです。

果たしてこのままの制度でいいのでしょうか?
甚だ疑問です。

この災害をきっかけにソーラーパネルの設置工事から
末は再生可能エネルギー買取制度にいたるまで見直しの必要性を感じてなりません。


未だ行方不明の方々や家を流されてしまった方たちの今後を考えると
誰がどういう形で保証していくのでしょう。


この災害で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。


 

再生可能エネルギー買取の矛盾

東日本の震災以後、全国的に発電についての関心が高まり
国の後押しもあり太陽光発電が一気に広まりました。


最近では一般住宅の屋根の上以外にも
近所の空き地のいたるところにソーラーパネルを見かけます。


太陽光発電設備の設置費用に補助金がつく自治体がほとんどです。

二酸化炭素を排出せず、クリーンなエネルギー。
余った電気は買い取ってくれるとなると、とても魅力的です。


月々の電気代が安くなれば家計も助かります。

浮いたお金でたまにはリッチに食事や旅行でもとか考えたくなりますよね。
 






ご存知ですか?


電力会社は 非常に高い価格 で家庭で余った電力を最長20年間買い取ってくれます。

発電量が多いと買取単価が上がりますので、
売電目的だけで設置されているやや大きめの設備からの電力は もっと高い価格 で買い取られています。


世の中の常識として、利益を出すためには「安く仕入れて高く売る」のは当たり前の事。



では高く仕入れた電力は?



「もっと高く売る」しかないのです。



そしてこのもっと高く売られている電力を買う(買わされる)のは

太陽光パネルを設置しているいないに関わらず、わたしたち一般家庭です。
通常の電気料金に上乗せされています。


電力会社が毎月くれる伝票「電気使用量のお知らせ」にある
再エネ発電賦課金がそれです。

再エネとは再生エネルギーの略で
太陽光のほかに風力、水力、地熱、バイオマスなども含まれます。
すべて買い取り対象になります。


今後、今の勢いで再生可能エネルギー(とりわけ太陽光発電)の供給が増えれば、
当然のことながら再エネ発電賦課金も増加します。


こんな制度がこのまま何の問題もなく続くとは到底考えられません。

実際に2014年9月、
九州電力が「再生エネルギーの買い取り中断」を発表し波紋を呼びました。

それ以前には沖縄電力が、それ以後には北海道、東北、四国が続けて新規受け入れを保留。


もう破綻寸前です。




わが家の新居は、正直どうしようかたいへん迷っています。

自分の家で使いきれる分だけの発電設備にするか。
または
いっそのこと太陽光発電は導入しないか。

どちらにしろ、

「売電は絶対しない」

これだけは決めました。


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