自分でわが家を作るということ

                      Self-build(セルフビルド)というもうひとつの選択                      目指すは自然素材で作る天然住宅

2015年10月

第2種電気工事士筆記試験合格のコツ

「合格のコツ」などと自分でハードル上げといて、やや焦ってます(^_^;)


と、その前に
なぜにわたしが第2種電気工事士の資格取得をお勧めするかと言いますと

当然ながら住宅新築工事の費用が節約できるからに他なりません。

いろいろ調べてみたところ、延べ床面積30坪〜40坪くらいの家で
(単純に家の大きさだけで判断できるものではありませんが )
電気工事費は材料工賃込みで60万〜80万くらいになるようです。

電線やコンセント、スイッチなどの部材はそれほど高価なものではありませんので、
電気工事費の内、大半を占めるのが人件費になります。

この人件費代を節約できるとしたら、
「資格を取ってみようかな」と思いませんか?

ちなみに資格試験の費用は9300円(ネット申し込みの場合)でした。


前置きが長くなりましたが、本題です。

「コツ」について
今回は筆記試験に限定してお話します。(電気の素人には技能より筆記の方が数倍難関ですから)

わたしが思うに1番重要な「コツ」は

「筆記試験について事前にわかることはすべて知っておくこと」です。

どういうことかと言いますと

例えば、筆記試験の回答方法はすべて4択のマークシート式です。
配点は1問2点で50問
合格ラインは60点以上/100点です。

1:電気に関する基礎理論
2:配電理論及び配線設計
3:電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
4:電気工事の施工方法
5:一般用電気工作物の検査方法
6:配線図
7:一般用電気工作物の保安に関する法令

上記の7項目のそれぞれから何問づつ出題されるかも公表されています。
書き出してみると、何か取っつきにくそうな難しそうに感じると思いますが、
勉強を進めていくと、自分がどの項目が得意でどの項目が苦手なのかがわかってきます。

すべての項目で60点以上を取らなくても得意な項目で得点を稼げばいいんだとわかれば、
少し気持ちも楽になってきます。

 
完全主義の方の場合、
試験勉強は「電気の基礎知識」からやらねば・・・・。と考えるかもしれません。 

ですが
電気の苦手な素人であればこそ、電気を基礎から学んでいる時間はありません。
基礎は試験に受かってからゆっくり勉強しましょう。
「電気の知識を増やすより、試験に受かるテクニックを身につける」
その方が断然、合格の確率は上がります。


 というわけで、わたしの一押しの参考書がこれ

 

マンガだからってバカにできませんよ。
先ほどわたしのお話した内容がもっとわかりやすく詳しく書かれています。
この本を読むと自分がどんな勉強をすれば良いのかがなんとなくわかってきます。

わたしはこの本を読んで遠くに感じていた試験を近くに引き寄せたような気になり、
半分合格したような気分にさせられました。

ただひとつ注意していただきたいのが、
この本は試験対策の初歩の初歩ですので
これを読んだだけでは絶対に試験は受かりません。
タイトルの通り「そこそこわかる」だけです。

ですから、当然ほかに参考書や問題集を用意する必要があります。
そのために、この「マンガで そこそこ わかる〜」はたいへん役に立ちます。
自分にとってどんな参考書や問題集が必要かを知るための参考書と言っていいかもしれません。

人それぞれ、どんな本が必要かは個人差があると思いますが、
わたしの場合はこの本で勉強しました。
 

筆記試験の勉強のために購入したのは前述の「マンガでそこそこ〜」以外にはこれ1冊のみです。 
巻末に過去問がありましたので、問題集は必要ないかと。

 なんだか本の宣伝のようになってしまいましたが
わたし的には本当にお勧めの本です。


 というわけで以上「合格のコツ」のお話でした。
ご納得いただけたでしょうか? ちょっと心配です。

もし、わたしのこの記事がきっかけで
来年あたりで第2種電気工事士試験に合格された方がいましたら
教えてください。

喜びます。( ´ ▽ ` )ノ

喜ぶだけですけど。


また後日、今度は「技能試験合格のコツ」を書いてみようか、 な。


 
 
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誰でも取得できる役立つ資格


以前の記事でも書きましたが、住宅の建築工事では素人が手を出してはいけない分野の工事があります。

それが、水道配管設備、ガス配管設備、電気配線設備。
主にこの3つが 資格を必要とします。

この中で水道とガスは専門業者に任せるしかありませんが、
電気工事に関しては自分でできる可能性があります。

もちろん資格が必要になることは絶対条件です。
ですが、この電気工事の資格は他の2つに比べて素人さんにも取りやすいものなのです。

細かな基準(使用できる電圧の範囲など)は置いといて、
大まかに住宅の屋内外配線であれば「 第2種電気工事士」があれば OK です。

第2種電気工事士を取得する条件は唯一

試験に合格すれば良い」 だけです。 

電気科の学校を卒業してなくてもかまいません。
実務経験、必要ありません。

現にわたしが卒業した学校は文科系です。
長年、土木工事をしてきましたが電気は専門外、苦手意識さえありました。

そんなわたしが試験を受けたのが3年ほど前になります。
当時44歳、頭の柔軟性のなくなってくる年齢です。 
家の建て替え工事を予定していましたから、あまり時間の余裕がありません。
すべったら、試験は翌年になってしまいますので、
「絶対受かるぞ」と覚悟を決めて臨んだところ見事、合格しました。( ̄ー ̄)ニヤリッ

試験は夏と秋の年2回。
筆記試験に合格後、約2ヶ月後に技能試験があります。
わたしが試験を受けた時は筆記試験がたしか2時間でした。
技能試験は45分。
前年度に筆記試験に合格していると筆記試験は免除になります。
また、電気科の高校を卒業している方も筆記試験は免除されます。

試験の申し込みやその他詳細については
「一般財団法人 電気技術者試験センター」のホームページで確認してみてください。

ところで、
「第2種電気工事士」の試験に臨むに向けてわたしはかなり勉強しました。
電気に苦手意識もあって、試験の1ヶ月半ほど前から1日1時間以上は欠かさず勉強しました。

「勉強しなくても受かっちゃった!」なんてカッコイイことは言いません。
勉強しなければ受かりません。
逆に言えば素人でも「勉強すれば受かります。」
取って損はない資格です。
あなたも挑戦してみますか?


第2種電気工事士試験合格にはちょっとしたコツがあります。
そのコツについてはまた後日、記事にしたいと思います。

 
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ちょっと得するゴミの出し方

解体工事を進めていく中で同時に行わなければならいのが、建築廃材の処分です。 

わが家の解体工事では産業廃棄物の回収処理業者と事前に打ち合わせしておりまして
その打ち合わせの中で金属くずについては
「わたしが自分で処分します」と言ってあります。

わたしの家は築50年ほどの古い家ですが、
解体していくと意外に金属製品が使われていることに気づきます。

台所周りはステンレス、灯油の給湯器もステンレス。
水道の金属配管やお風呂にはアルミサッシの扉、外部に面したほとんどの窓がアルミサッシ。
電気配線は銅線。

家の外では水切りのトタン板、外壁の一部にはトタンの波板、など。

すべて集めれば結構な量になります。


そして、金属は売れる。


というわけで、解体工事も前半ですが金属くずを集めてみました。
とりあえず、1回目は鉄とステンレスだけで。

DSCN0808

台所のシンクとその上の白いのが給湯器の灯油タンク

DSCN0809

給湯器を横倒ししてます。

DSCN0810

ガスコンロやその他もろもろ、

DSCN0811

 積載850kgのトラックの荷台にこのくらいの量になり、
このまま家から一番近い金属くずの買取業者に持っていきました。

個人でも買い取ってくれるのか事前に電話で確認してみたところ、案外簡単にOKでした。
分別の仕方とか、こんなものは買い取れませんとか言われるのかと思っていたら、
ただ「いいですよ。」とちょっと拍子抜けな感じです。


買取業者に行ったらまず受付で持ち込んだ金属くずを確認してもらい、
奥にある計量器にトラックごと載って重量計測。

最初にステンレスの給湯器だけ下ろして再度計量。

次に台所のシンクなどステンレス製のものを下ろして計量。

あとは全部鉄くずで、3分別での計量でした。


そして1番気になる金額ですが、

総量170kgで4,400円也。

個別の単価をお話ししたいところですが、
買取業者さんに迷惑になるといけないのでそこは伏せておきます。
ちなみに鉄くずの単価はステンレスの10分の1以下でした。

どうでしょうか。
安いのか高いのか検討もつきませんが、
わたし的にはもうちょっと値がつくかと期待しておりましたので、ちょっと残念。

現在は相場が安いのだそうです。
金属くずの買取は相場ですのでまあしょうがないか。


わたしは産業廃棄物の処分についてあまり詳しくはないですが、
解体工事会社に家屋解体一式お願いすると、
金属くずも含め、多分すべて処分費用として請求されるのだと思われます。

だったら自分で処分した方がいいですよね。
お金を払って処分するものが、自分でやったらお金をもらえるのですから。
期待にはやや及ばない金額でもそう考えれば納得です。


ところで
今回同じステンレス製品でも給湯器よりも台所シンクのほうが高い単価がつきました。
給湯器には電気配線や基盤、断熱材などステンレス以外のものが混ざっていましたから、
その分単価が安くなったようです。

買取で金属くずを出すときは、不純物はできるだけ取り除いた方がいい。
まあこれは時間があればの話です。


最後に私のように自分で金属くずの処分をしようとする場合
どうしても運搬のためのトラックが必要になります。
ですが、もしトラックがない、または借りられないという場合には
金属くずも含め産廃の回収を業者にお任せすることとなりますが、
金属くずなど売れるものに関しては回収費用から差し引いてくれる良心的な業者もありますので、
金属くずの買取をしてくれるかどうか事前に調べておくことをお勧めします。

以上、ちょっと得するゴミの出し方でした。

ほんとに「ちょっと」でしたね。




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火事の現場を見てきました

もうほとんど焼け野原
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わが家の材木が置いてあった場所も
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1本1本丁寧に皮むいて、丁寧に積み上げたんだけどなあ。焼けた。

空の青と山の緑がキレイ過ぎて、現実感がない。


今後の予定が立ちませんが、わが家が建つまではあきらめませんので、
ブログも続けていきます。

よろしくお付き合いください。

 

火事

緊急速報です。

本日正午過ぎ、材木店で火事がありました。

来年春からわが家となる予定の材木を乾燥保管していた材木屋さんです。

今日の17時頃に火災現場を見に行きました。

すでに鎮火していましたが、消防の方々や警察、電力会社の方々がまだ作業中。

近寄れず、遠巻きに確認したところ、予想外にひどい状況でした。

幸い軽傷1名の他に、死傷者はいなかったようです。


まさか、こんなことが起きるとは。

あまりのタイミングの悪さに 笑うしかありません。

この状況をどう乗り越える?・・・・・ふぅ

 
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