自分でわが家を作るということ

                      Self-build(セルフビルド)というもうひとつの選択                      目指すは自然素材で作る天然住宅

2015年12月

やっかいものの壁土をこんな方法で再利用する

そういえば!
前々回の記事で次回は「壁土の利用法」です。と言っておりまして、、、、
次次回になってしまいました。申し訳ありませんです。

5mmメッシュの篩にかけ、大き目の藁と石を取り除いてかなり細かくなった壁土ですが、

こんな形に再生しました。



ブロック状に固めてみました。
完全なコンクリートと違って強度は低いので、あまり重量はかけられませんが、
大きなブロックは裏の土手の土留めに使います。
(大雨が降ると崩れそうだったのでちょうどよかった。)
レンガを積むような要領で簡単に擁壁になりそうです。

他にも花壇であったり、ちょっとした塀であったり、花台であったり
ガーデニングにいろいろ使ってみます。

壁土を主成分として作ったブロックは固まって乾くと白に近い薄い茶色になります。
これに市販の色粉を混ぜてやると、いろんな色のブロックができます。

DSCN0927

赤の色粉を少量混ぜると、淡いピンクのような、肌色のようないい色になります。
画像ではわかりにくいですが、色の違うものがそれです。
なかなか綺麗ですよ。
赤の他には黄色、緑、茶、青、黒などの色粉があります。


ちなみにこれ  使ってます。よく染まります。
 
「パーフェクチン」って名前が凄すぎる。
しかも右から読ませるとは。。。素敵。


 

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住宅業界に「あいみつ」を望む

家の設計と監理をお願いしていた製材所の火事(10月初旬)により
一時保管していた材木が消失してしまってから随分月日が流れました。
自分で描いた簡易的な図面も引き出しの奥にしまったままでしたが、
先日やっと製材所から連絡あり今後について話し合いました。

とりあえず、わたしの希望の家の大まかな設計図を描いてもらい、
見積もりを出してもらうことにしました。
個別の作業ごとにかかる費用をだしてもらい、
その中からわたしが自分でおこなう作業の費用を差し引いた額で検討してみようと思います。

このまま、こちらの製材所に頼むのか、他の設計事務所や工務店を探すのか、正直迷っています。

話し合いの最後に
「新築工事をこちらにお願いするかはまだ決めかねています。」
と話すと、製材所の社長と専務(設計士)は複雑な表情を浮かべていました。


どうなんでしょうか?
家を建てたいという人はまずはどこに建築工事を頼むのか考えます。
ネットで調べたり、住宅展示場に行ったり、知り合いの評判を聞いたり、、、
その中から数社に目星をつけて、電話したり資料請求したり、
最終的に1社に絞ったら、いよいよ本格的な打ち合わせに入ります。
詳細な設計図を描いてもらい、新築工事費の総額を積算(見積もり)してもらうわけです。

この段階まできたら、もうほとんどのお施主さんは他社に乗り換えることは考えないでしょう。

何回かの打ち合わせの間に自分の希望に合わない設計を勧められたらどうするのでしょうか?
打ち合わせの回を増すごとにだんだんと自分の理想の家から離れていくとしたら。

住宅の建築というのは、全くの素人がプロに仕事を依頼するものとしては動くお金が高額です。

建築のプロに「そういうやり方は出来かねます。こうした方がいいですよ。」
と言われたら、素人は「そんなものですか。」と安易に受け入れてしまいかねません。

建築のプロの勧める方法が必ずしもお施主さんにとって良い方法であるとは限りません。
職人の作業効率がいい、手間がかからない楽な方法を勧められている可能性も十分あります。

手間のかからない楽な方法で、質の高い良い家が建つとはわたしには想像できません。


少し話が横道にそれてしましましたが、
わたしが言いたいのは
見積もりが気に入らなかったらとことん話し合い、
それでも折り合いが付かなかったら別の会社に乗り換えるべきだ、ということです。

ハウスメーカーなどではどの段階で正式な契約を結ぶのでしょうか?
わたしは詳しくは知りませんが、よほど納得のいく設計や見積もりでない限り
正式契約は容易に結ぶものではないと思います。
 
わたしは小規模な土木工事業をしていますが、
見積もりを出した仕事が100%決まるなどということはあり得ません。
決まらないことも多々あります。それが常識です。
施主は通常数社に見積もりを出させてその中から選びます。
これを「相見積もり(あいみつ)を取る」と言います。
あいみつを取ってその中から一番条件の合う会社に決める。
至極、健全なことだと思います。


住宅業界は違うようですね。
お施主さんが数社に見積もりを出させるなんて聞いたことがありません。

「見積もりは有料です。」とはっきり広告している会社もあります。
見積もりは相当な労力がかかることですから有料であるのも当然のことかもしれません。
かえってその方が、気兼ねなく見積もり依頼ができるような気もします。

あらためて思います。
家を建てるには大きなお金がかかります。
あとで後悔することのないように納得のいくまで慎重に検討したいものです。





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篩(ふるい)ってご存知ですか?

篩(ふるい)とは
「金網・絹布などを底にして枠をつけた道具。粒状のものを入れてゆり動かし,粒の大小によって選択・分離するためのもの。」(weblio辞書より)

解体中のわが家の廃材の中でもとりわけ処分費の高額な「壁土」。
 ほとんどの壁が竹小舞土壁であるわが家では大量に出土しております。
この大量な壁土の処分費をなんとか安く抑えるために自作しました。 



この篩のおかげで土と藁(わら)、そして石を分離することができました。

藁は生ゴミと混ぜて、畑の堆肥に利用します。

石は今後、コンクリートを作るときに骨材に利用したいと思います。

そして土、これが厄介です。
篩にかけたといっても、完全に分離できず細かい藁が混ざっています。
藁が混ざったままの土を廃棄処分する場合、
管理型処分と言って純粋に土だけの廃棄と違って高額になります。
通常、住宅の基礎工事で地面を掘り起こしたときに出る建築残土は
2tダンプ1杯で3,000円ほどの費用ですみます。安い!

前回の記事でもご説明しましたが、
わたしの依頼した産廃屋さんの壁土の処分費は
フレコンバック1袋(およそ600〜800kg)で28,000円。

藁が混ざっているだけでなぜにこれほど金額に差があるのかというと、
埋め立て処分された場合、
藁が地中で腐敗するため長い年月をかけて管理しなければならないためだそうです。


そもそも、土も石も藁もすべて自然素材。
そのまま自然に還る素材の処分がこれほど高額になってしまうのは
処分の方法に問題があるように思うのですが、いかがでしょうか?

藁が腐敗して腐養土になるのであれば農業に利用できるような気もしますが。。。


壁土の高額な処分費には納得いきませんが、その対処法として今回「篩」を作ってみました。
壁土を篩にかけてみると最終的に団子状に固まった藁混じりの土がどうしても残ってしまいます。
1個1個砕いて分離するのは手間ですので、これだけは産廃処分にまわすことにしました。
これで高額な産廃(壁土)は当初の処分量のだいたい1/10くらいにはなりました。

最後に篩を通った細かい藁まじりの土が残ります。

これは再利用できそうです。
最終的にはもう一度土壁に戻すことも検討しますが、
とりあえす、いいことを思いつきました!

次回の記事でそのいい利用方法をお知らせしたいと思います。

 

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建築廃材の処分費用内訳を公開

前回のつづき

先日、産廃業者に回収してもらった建築廃材の回収処分費の内訳を公表します。

 ・木材       5,000円 × 2袋 = 10,000円
 ・ベニア(合板)  5,000円 × 1袋 = 5,000円
 ・壁土       28,000円 ×(0.5 × 2袋)= 28,000円
 ・運搬費      4tトラック(ユニック)8,000円
                  合計 51,000円(税別)


産廃屋さんのご厚意により木くず類は安くしていただきました。
木材とベニアに刺さっていた釘やビスはすべて抜いてあります。
 聞き忘れましたが、木材とベニアは分けなくても良かったのかもしれません。

DSCN0917

壁土はフレコンバックに満タンにしてしまうと
重すぎてユニックで吊り上げられないので
50%くらいの内容量で止め、2袋に分けて出しました。
ちなみにユニックとはトラックの荷台に付いたクレーンのことです。

DSCN0916


トラックの運搬費(交通費)は想定外でした。
別途、運搬費がかかるのであれば、1回でもっとたくさん出した方がよかったですね。
事前の契約書には記載されていましたから、わたしの確認ミスです。

上記以外に壁に使われていた竹(数十本)をバラで
それとグラスウール(断熱材)を土嚢袋で2つを持って行ってもらいました。
ベニアのフレコンバックが満タンではなかったのと、グラスウールは少量だったので
竹とベニアを合わせて1袋ということで追加料金はありませんでした。

融通を利かせてもらって助かりました。


あともう1点、本当はボード類を出したかったのですが、わたしの分別方法が悪く今回は見送りました。
解体中のわが家はほぼ自然素材だけで出来ていたのですが、
数十年前に1部の部屋を改装したときにボード類が使われました。
いわゆる石膏ボード系の建材です。

壁や天井など使用する場所によって微妙に素材に違いはあるのですが、
基本的に石膏の板の両面に紙が貼られている構造になっています。

この石膏と紙を分別していないと桁違いに処分費が高くなるのだそうです。

それを聞いて一言

「分けときます (−_−;)」


ここで一句
 「分別は 仕分けし過ぎて 損はなし



 

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