給排水工事の見積もり額は前回記事で書いたようなエピソードを繰り返し
以下のように推移しました。

1回目 約84万円
2回目 約64万円
3回目 約70万円 決定

安くなった理由
その1
まず、必要のない外部水栓を削除
もともと家があったすぐ横の車庫を改築して仮住まいとしておりますので
上水道は解体した家への配管を途中で切ってそこから分岐させて使っているわけで、
外部の水栓は撤去せずそのまま残して使っています。
すでにあるのにさらに増やす意味がないし、
そもそも外部水栓は最初からお願いしてなかったのに見積もりに入ってました。
これで外部水栓の器具と配管等の費用がなくなりました。

その2
既設のものを使う
今回の見積もりで意外だったのが、
給水工事より排水工事のが3倍ほど高いということです。
排水に使う塩ビ管などは安いものなのに、その設置費用で高くなるようです。
さらに雨水の排水も工事に含まれますからメーター数も多くなって見積もり額に加算されます。
私の家の場合、もともとあった家の雨水配管が当然埋設されていまして撤去しておりませんのでそのまま使えます。
雨水配管を新しく入れ替えようと思うと長い距離を掘削して石垣崩して積み直して、、と大変な工事となります。
設備屋さんはそこのところを全く把握してないようでした。
家の角4ヶ所の雨水排水の方法を実際に現場で確認、
既設の排水管を使うということで配管のメーター数が激減しました。

上記のように設備屋さんは見積もりの際に現場をしっかりと確認しておりません。
よって出される見積もりは実際に工事が始まってから出てくるかもしれない問題の対策費的に高く見積もられているように感じます。
また見積もり依頼をする際に当然建築図面を渡すわけですが、
家の間取りや大きさは確認できても家の敷地全体の大きさや道路の側溝までの距離などは建築図面では確認できません。
このあたりはかなり大雑把にそして長めに配管メーター数を計上しているようです。

このように、給排水設備工事の見積もりは

かもしれない見積もり」になっているように思います。

こうなるかもしれないから、これも見積もりに含めて、
ああなるかもしれないから、あれも見積もりに含めて、
そうなるかもしれないから、それも、、、、、、って

まあそうは言っても
電気やガスと違って水道管接続しても水道料金は自治体に入ってしまいますからね。
工事が終われば工事代金回収してそれで終わり、
工事単価を上げたくなる気持ちもわからなくもない。



以上のことから私がお勧めする給排水設備工事費を安くする正当な方法は

(1)工事別、部材別に個々の単価がわかる詳細な見積もりを取る。
(2)ひとつの業者から高い見積もりと安い見積もりの2通りの見積もりを取る。
(3)設備屋の担当者に工事現場を詳細に確認させる。

(1)と(2)については複数の業者から相見積もりが取れれば一番いいのですが、
以前の記事「給排水設備工事は割高な気がするのだが」で書いたように
相見積もりを嫌がる業者もいますからそんな場合にはこの方法で十分です。
金額の高いのと安いので1項目づつしっかりと見比べてみると必要なものと必要でないもの、
余分に付け加えられているもの、などが見えてきます。
理解できない専門用語については直接設備屋さんに聞いてみるのが一番です。
「これなんですか?」と尋ねて、言いにくそうにしていたらそれは必要ないものかもしれません。

(3)については前提条件として施主本人が自分の土地の状況とこれから建てる家の間取りや構造をしっかり把握しておくことが重要です。できれば配管の経路や接続方法など「こうしてほしい」という要望をしっかり持っておいた方がいいでしょう。
要望しなければ、そこまでしなくてもいいだろうというくらい十分すぎる設備になる可能性があります。
配管のメーター数は実際に現場で測ればいいだけです。見積もりよりも必ず短くなります。


方法論はだいたいこんなところです。
ご理解いただけたでしょうか?
参考にしていただける方がいましたら幸いです。



<追記>
今回記事においての見解は私個人の印象にすぎません。
日本の給排水設備工事業者すべてがこのようなものではないと思います。
真摯に誠実に取り組んでおられる工事業者の方々もきっとおられます。
この記事を読んで気分を害された方がおられましたら、心よりお詫びいたします。
申し訳ありません。