ランマーで地固めが終わったらいよいよコンクリートの打設です。

最初に行うのが捨て(均し)コンクリートの打設ですが、
「捨て」と言っても捨ててしまうほど無駄なものではなく、
基礎本体を立ち上げるための重要な下地となります。いうなれば、基礎の基礎。
強度はあまり重要ではないのでコンクリート強度は18程度。
厚さは5〜10cmくらい。 

と!、話を進める前に、ちょっとコンクリートのお話
まだ固まっていない生コンクリート(生コン)の状態で購入する場合コンクリート製造会社に発注するのですが、
使用数量は当然としてその時に事前に知っておいた方が良いことが
「 強度」「スランプ」「骨材」です。

強度はその言葉通りコンクリートの硬さです。
住宅基礎の場合一般的にだいたい18〜27Nくらいが使われます。(単位Nはニュートン) 
ちなみに強度の数値は18、21、24、27の3刻みで間の数値は指定できません。
数字が大きいほど強度も上がります。重ねて値段も上がります。 

次にスランプですが、全く聞きなれない言葉ですね。
これは主に水分量を表します。
円錐台形のコーンを伏せた状態で中に生コンクリートを入れて 
コーンをゆっくり引き抜いたときにどれだけ生コンの塊が崩れるかを示した数値です。 
高さ30cmのコーンで作った生コンの山が崩れて15cm下がれば「スランプ15」18cm下がれば「スランプ18」と言います。
数字が大きくなればそれだけ水分量が多いということです。
基本的にコンクリートは水分量を少なく練った方が硬くて質の良いコンクリートになりますが、
その代わりに作業性が悪く綺麗に打設することが難しくなります。
住宅基礎の場合15か18が一般的です。

最後に骨材(粗骨材)ですが、これは生コンの中に混ざっている砂利のことで、この大きさを指定できます。
生コンを流し込むところが狭かったり、鉄筋が入り組んでいて隙間が狭い場合にあまり大きな骨材(砂利)だと詰まってしまって生コンが隅々までしっかり充填さてないことがあります。
そのためそういった時は小さめの骨材を使います。
住宅基礎の場合は粗骨材最大寸法で15、20、25mmくらいが一般的です。

以上生コンを発注するときに知っておいた方がいい思う項目を書いてみましたが、
これらは生コン屋さんに聞いてみればたいてい教えてくれます。
「住宅基礎の捨てコンに使うには強度はどれくらいがいいですか?」みたいに


ここまで生コンクリートについて書いてきましたが、
わが家の捨てコンは「空練りコンクリート」という水が混ざっていない乾いた状態のコンクリートを購入しました。 
自分のトラックで生コンプラント(工場)に入っていって大きなジョウゴの下にトラックの荷台を合わせて止めたら、上からドドドドー!と空練りコンクリートが降ってくるという荒っぽい仕掛けなってます。
トラックが壊れるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
自分のトラックは小型なので一回に3〜4立方メートルが限界でした。

あとはこれを持ち帰って自分で空練りコンクリートに水を加えて練り上げて使用します。

その作業がこちら


私がコンクリートを購入した会社では
空練りコンクリートでも強度の指定はできました。(強度18)
当然スランプは指定できません。
骨材の大きさも指定できませんでしたが、これは会社によって違うかもしれませんね。

最後にコンクリート表面の均し作業ですが、
これは遣り方(丁張り) で出した基準から水糸を張ってコンクリート表面の高さをできる限り水平に作ることが肝心です。
水平が出ていないと次に打設するベースコンクリートが場所によって厚さに違いが出てしまいますから。

表面の仕上げはツルツルにする必要はありません。
多少ザラザラしていた方が次に打設するコンクリートの付着が良くなります。
かといってあまりにデコボコ過ぎると鉄筋の配筋に苦労しますから、
程よく綺麗に、、、言葉ではちょっと表現しきれませんね。


久しぶりの記事投稿です。
工事の方はあまり進んでいませんので、なんとか記事が追いつけるように書いていこうと思います。