生コンクリートによる基礎の打設が終わったら最後に天端の仕上げです。
仕上げシロを残すために生コンは設計高さより10mm低い位置で止めておきます。
以前の記事でも紹介しました天端レベルポインターが役に立ちます。



最後の10mm分はモルタルで仕上げますが、
レベルモルタルという水で練ってあとは流し込むだけというたいへん便利な材料があります。
レベルモルタルは非常に流動性が高いので自然に水平に広がっていき簡単に仕上がっていきます。
表面を均す必要なし。



たいへん便利な材料ですが一つ難点が、
私の使ったものは硬化が早く急激な乾燥でひび割れが発生しました。
真夏の強い日差しが照りつける過酷な環境の中だったので仕方ないかと思いますが、
頻繁に散水して水養生をしてもひび割れを止めることはできませんでした。
レベルモルタルはいろんなメーカーから出ていますので真夏でも使えるものがあるかもしれません。

というわけで、レベルモルタルの使用は途中であきらめて、
普通セメントと砂を混ぜ合わせた通常のモルタルを使用することにしました。
手間はかかりますが、この方が強度は高いようです。