断熱材選び
<炭化コルクボード>
いろんなことを考慮した結果これに決定です。
天然コルク樫の表皮から採取したコルクを高温で蒸し焼きにして炭化させたのが炭化コルク

考慮した点
炭化コルクの特徴についてよく勘違いされる方も多いのですがほぼ通気性はありません。
空気は通しにくいようです。
コルク栓の通気性がよくてはワインは酸化してしまいます。
通気性があったら完璧だったのですが、何事も完璧なものはないんですね。
この空気を通しにくいという性質を考量した上で壁の構造を考える必要があるようです。
壁の構造については後日の記事で。
炭化コルクボードはわたし的には非常に優秀な断熱材なのですが、
唯一の欠点は
。。。。単価が高い
これは自分で施工することでできるだけ安くしたいと思っています。
炭化コルクを購入できる販売店は以下
ポルハコルク・ジャパン
(株)ホルツェン神戸
東亜コルク株式会社
送料や購入方法などそれぞれ違いがありますので単純に比較はできませんが
一応上から㎡単価の安い順番です。


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いろんなことを考慮した結果これに決定です。
天然コルク樫の表皮から採取したコルクを高温で蒸し焼きにして炭化させたのが炭化コルク

考慮した点
- 自然素材であること
- 燃えにくい素材であること
- 断熱効果がそこそこ高いこと
- 施工が自分でできること
- 虫に食われにくいこと
- 調湿性があること
炭化コルクの特徴についてよく勘違いされる方も多いのですがほぼ通気性はありません。
空気は通しにくいようです。
コルク栓の通気性がよくてはワインは酸化してしまいます。
通気性があったら完璧だったのですが、何事も完璧なものはないんですね。
この空気を通しにくいという性質を考量した上で壁の構造を考える必要があるようです。
壁の構造については後日の記事で。
炭化コルクボードはわたし的には非常に優秀な断熱材なのですが、
唯一の欠点は
。。。。単価が高い
これは自分で施工することでできるだけ安くしたいと思っています。
炭化コルクを購入できる販売店は以下
ポルハコルク・ジャパン
(株)ホルツェン神戸
東亜コルク株式会社
送料や購入方法などそれぞれ違いがありますので単純に比較はできませんが
一応上から㎡単価の安い順番です。


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皆さんはこんな話を聞いたことがあるでしょうか?
夏のマンションなどコンクリートの壁が日中の高温と日射を受け熱を溜め込んで
気温の下がった夜になってから壁から熱を放出するため室内の温度がなかなか下がらない。
果たしてなぜこんなことが起こるのか。
いろいろ調べてみました。
そもそも断熱とはその言葉の通り「熱を断つ」と書きますから、
断熱性は熱を伝えない、伝えにくい性能ということになります。
住宅において断熱材の役割は外部の暑さ寒さを室内に伝えない、逆に室内の暖かさ涼しさを外部に逃がさないことが重要であることは言うまでもありません。
「室内環境を快適に保つこと」が断熱材に求められる1番の性能ということになります。
ところで住宅の断熱材において
断熱性を数値で示す場合には「熱伝導率」がよく使われています。
熱の伝えやすさ、伝えにくさを表すときに最も一般的なものです。
「熱伝導率」は熱が物質の中を移動するスピードと言い換えてもいいかもしれません。
単位は (W/mk ) で数値が小さいほど熱を伝えにくくなります。(スピードが遅くなります。)
当然のことながら断熱材の熱は伝わりにくい方がいいのは当たり前のことです。
それ以外にも 「熱容量・比熱」という指標があるのをご存知でしょうか。
熱容量は物質の温度を1℃上昇させるために必要な熱量で比熱は単位質量あたりの熱容量のことを言います。単位は熱容量が (J/K) 比熱が (J/gK)
熱容量も比熱も数値が大きいほど温まりにくく、冷めにくいということになるのですが、
断熱材的に言うと物質がどれだけ熱を蓄えるかを表す数値と言ってもいいと思います。
この数値が大きいほど多くの熱を溜め込むことになります。
冒頭でお話ししましたマンションのコンクリート壁はこの「熱容量・比熱」が大きいため
熱は高い方から低い方に移動しますから、壁内に蓄えられた熱は気温の下がった夕刻以降に室内外に放出されるというわけです。 (輻射熱)
ここでちょっと疑問?
「熱容量・比熱」が高いということはその物質自体は温まりにくいということで、
夏の場合、外の暑さが室内に影響する時間を遅くすることになります。
室外から室内への熱の移動が遅くなるということは熱伝導率的には熱は伝わりにくい。
と、言ってもいいものなのか?
壁は熱を溜めこみにくい方がいいように思うのですが、
「熱を溜めこみにくい>>温まりやすい」になってしまいます。
「熱が伝わりにくい」と「熱を溜め込みにくい」は両立は不可能?
そもそも「熱伝導率」と「熱容量・比熱」は根本的に全く違う考え方で同じ土俵で並べて考えること自体間違っているのでしょうか?
結局のところ結論が出ませんが、
断熱性能を考える場合は断熱材だけでなく壁や屋根の構造全体を考慮して
熱が伝わりにくく、溜め込みにくいものを考える必要があるようです。
で、いろいろ検討した結果ほぼ断熱構造は決まりました。
これについては後日の記事で。


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夏のマンションなどコンクリートの壁が日中の高温と日射を受け熱を溜め込んで
気温の下がった夜になってから壁から熱を放出するため室内の温度がなかなか下がらない。
果たしてなぜこんなことが起こるのか。
いろいろ調べてみました。
そもそも断熱とはその言葉の通り「熱を断つ」と書きますから、
断熱性は熱を伝えない、伝えにくい性能ということになります。
住宅において断熱材の役割は外部の暑さ寒さを室内に伝えない、逆に室内の暖かさ涼しさを外部に逃がさないことが重要であることは言うまでもありません。
「室内環境を快適に保つこと」が断熱材に求められる1番の性能ということになります。
ところで住宅の断熱材において
断熱性を数値で示す場合には「熱伝導率」がよく使われています。
熱の伝えやすさ、伝えにくさを表すときに最も一般的なものです。
「熱伝導率」は熱が物質の中を移動するスピードと言い換えてもいいかもしれません。
単位は (W/mk ) で数値が小さいほど熱を伝えにくくなります。(スピードが遅くなります。)
当然のことながら断熱材の熱は伝わりにくい方がいいのは当たり前のことです。
それ以外にも 「熱容量・比熱」という指標があるのをご存知でしょうか。
熱容量は物質の温度を1℃上昇させるために必要な熱量で比熱は単位質量あたりの熱容量のことを言います。単位は熱容量が (J/K) 比熱が (J/gK)
熱容量も比熱も数値が大きいほど温まりにくく、冷めにくいということになるのですが、
断熱材的に言うと物質がどれだけ熱を蓄えるかを表す数値と言ってもいいと思います。
この数値が大きいほど多くの熱を溜め込むことになります。
冒頭でお話ししましたマンションのコンクリート壁はこの「熱容量・比熱」が大きいため
熱は高い方から低い方に移動しますから、壁内に蓄えられた熱は気温の下がった夕刻以降に室内外に放出されるというわけです。 (輻射熱)
ここでちょっと疑問?
「熱容量・比熱」が高いということはその物質自体は温まりにくいということで、
夏の場合、外の暑さが室内に影響する時間を遅くすることになります。
室外から室内への熱の移動が遅くなるということは熱伝導率的には熱は伝わりにくい。
と、言ってもいいものなのか?
壁は熱を溜めこみにくい方がいいように思うのですが、
「熱を溜めこみにくい>>温まりやすい」になってしまいます。
「熱が伝わりにくい」と「熱を溜め込みにくい」は両立は不可能?
そもそも「熱伝導率」と「熱容量・比熱」は根本的に全く違う考え方で同じ土俵で並べて考えること自体間違っているのでしょうか?
結局のところ結論が出ませんが、
断熱性能を考える場合は断熱材だけでなく壁や屋根の構造全体を考慮して
熱が伝わりにくく、溜め込みにくいものを考える必要があるようです。
で、いろいろ検討した結果ほぼ断熱構造は決まりました。
これについては後日の記事で。


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断熱材について一種類づつ説明していくのも辛く(面倒に)なってしまいまして、
筆(キーボード)が進まずあれこれ考えてみましたが、
ここはひとまず、基本に立ち返って出直してみようと思います。
古来より「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。」(吉田兼好/徒然草)
と言われてきました。
反論される方々もいらっしゃるようですが、
わたしはこの考えに賛成です。冬の寒さよりも夏の暑さのが辛い 。
日本国内でも地域差があるとは思いますが、わたしの住んでいる所(東海地方)は暑いのです。
わたしの友人に沖縄出身者がいるのですが、
彼も「沖縄の夏のが過ごしやすい」と言って汗かいてます。
沖縄のが気温は高いだろうし、直射日光はかなりきつい。
それでも東海地方の夏のが辛いとは、どういうことか?
もうわかりますよね。答えは「湿度」です。
体感的に人が不快に感じるのは気温だけでなく湿度も関係してきますから。
前述の言葉を言い直しますと
「冬の寒さよりも夏の蒸し暑さのが辛い」のです。
不快の元凶はこの蒸し暑さなのです。
よって、断熱材を使用する一番大事な目的は夏の蒸し暑さをなんとかすることだと
わたしは勝手に解釈しております。
と、ここまででなんとか理屈をこねくり回してみました。
あくまでもわたしの個人的見解です。
断熱シリーズは、まだまだつづく 予定。


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筆(キーボード)が進まずあれこれ考えてみましたが、
ここはひとまず、基本に立ち返って出直してみようと思います。
古来より「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。」(吉田兼好/徒然草)
と言われてきました。
反論される方々もいらっしゃるようですが、
わたしはこの考えに賛成です。冬の寒さよりも夏の暑さのが辛い 。
日本国内でも地域差があるとは思いますが、わたしの住んでいる所(東海地方)は暑いのです。
わたしの友人に沖縄出身者がいるのですが、
彼も「沖縄の夏のが過ごしやすい」と言って汗かいてます。
沖縄のが気温は高いだろうし、直射日光はかなりきつい。
それでも東海地方の夏のが辛いとは、どういうことか?
もうわかりますよね。答えは「湿度」です。
体感的に人が不快に感じるのは気温だけでなく湿度も関係してきますから。
前述の言葉を言い直しますと
「冬の寒さよりも夏の蒸し暑さのが辛い」のです。
不快の元凶はこの蒸し暑さなのです。
よって、断熱材を使用する一番大事な目的は夏の蒸し暑さをなんとかすることだと
わたしは勝手に解釈しております。
と、ここまででなんとか理屈をこねくり回してみました。
あくまでもわたしの個人的見解です。
断熱シリーズは、まだまだつづく 予定。


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グラスウールとは細かいガラス繊維でできた綿状の鉱物系断熱材です。
家庭などから出るガラスのゴミをリサイクル(80%以上)したものを原料にして作られています。
断熱以外の性能としては


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家庭などから出るガラスのゴミをリサイクル(80%以上)したものを原料にして作られています。

断熱以外の性能としては
- 吸音性
- 不燃性
- 経年劣化が少ない
- 安価
- アスベストと違い発がん性はない
- リサイクルできる
- シロアリ被害を受けにくい
わたし的にはツッコミどころ満載な感じです。
上記の性能のほとんどが「正しい施工」が条件です。
隙間なく歪めず、無理に押し込まず、、、
グラスウールそのものは水分を吸収しませんが繊維状の内部に湿気を貯め込む性質がありますので
悪い施工で一番懸念されるのは湿気による木材への影響です。
また健康被害について
某グラスウールのメーカーウェブサイトによれば
「グラスウールの繊維は太いため万が一吸い込んでも体内に吸収されずに排出される」
だから健康には問題ない。
というような記述がありますが、
甚だ疑わしい。
100%完全に繊維のすべてが人体に影響のない太さでそろっているのでしょうか?
万が一吸い込んでも健康に影響ないとしても
あのチクチクトゲトゲした ガラス繊維を体内に入れることはあまり気持ちのいいことではありません。
さらに
現在グラスウールはその原料の80%以上をガラス廃材を利用しています。
このことは非常にすばらしいことだと思います。
ですが グラスウール自体がゴミになったときのリサイクルの状況はどうかと言ったときに、
ほぼ埋め立て処理に回せれているのが現状です。
「グラスウール リサイクル」「グラスウール 処理」等で検索してみても
有益な情報は見つかりませんね。
「硝子繊維協会」のウェブサイトにもリサイクル情報なし。
グラスウールは廃棄されると
安定型産業廃棄物として埋め立て処分されます。
管理型産業廃棄物に比べれば、埋め立てても有害物質が発生しないということなのですが、
いかがです。
あなたは使いたいですか?
上記の性能のほとんどが「正しい施工」が条件です。
隙間なく歪めず、無理に押し込まず、、、
グラスウールそのものは水分を吸収しませんが繊維状の内部に湿気を貯め込む性質がありますので
悪い施工で一番懸念されるのは湿気による木材への影響です。
また健康被害について
某グラスウールのメーカーウェブサイトによれば
「グラスウールの繊維は太いため万が一吸い込んでも体内に吸収されずに排出される」
だから健康には問題ない。
というような記述がありますが、
甚だ疑わしい。
100%完全に繊維のすべてが人体に影響のない太さでそろっているのでしょうか?
万が一吸い込んでも健康に影響ないとしても
あのチクチクトゲトゲした ガラス繊維を体内に入れることはあまり気持ちのいいことではありません。
さらに
現在グラスウールはその原料の80%以上をガラス廃材を利用しています。
このことは非常にすばらしいことだと思います。
ですが グラスウール自体がゴミになったときのリサイクルの状況はどうかと言ったときに、
ほぼ埋め立て処理に回せれているのが現状です。
「グラスウール リサイクル」「グラスウール 処理」等で検索してみても
有益な情報は見つかりませんね。
「硝子繊維協会」のウェブサイトにもリサイクル情報なし。
グラスウールは廃棄されると
安定型産業廃棄物として埋め立て処分されます。
管理型産業廃棄物に比べれば、埋め立てても有害物質が発生しないということなのですが、
いかがです。
あなたは使いたいですか?


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