自分でわが家を作るということ

                      Self-build(セルフビルド)というもうひとつの選択                      目指すは自然素材で作る天然住宅

建築構造

壁の内部構造を図解/実験

以下の図のように
だいたいこんな感じでほぼ決定です。

壁内部構造

寸法は書いてありませんが、柱が4寸(120mm)ですので他はご想像ください。
木ずりの間の空間には断熱性のある粒状の物質を詰め込む予定です。

上図の「ここ 」と矢印で示している部分については土壁にします。
この土壁について
解体で出た荒壁の土を再利用しようと思い、ある実験をしてみました。



木ずり下地にメタルラスを打ちつけてその上にどのくらいの厚さまで壁土を塗りつけできるかまだ疑問は残りますが、 とりあえずこの方法でやってみます。
せっかく取り置きしてある壁土を無駄しなくて済みそうです。 

もう一つ実験したものがあるので
それは次の回で。

 

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ベタ基礎にしない方がいいこともある

まずは下記ウェブサイトをご紹介します。

岡崎シロアリ技研
 
非常に説得力のある内容です。これほどまでにシロアリについて詳しく研究されているサイトを他に知りません。 

木材がその強度を失うほどのダメージを受ける原因には腐朽とシロアリによる食害があります。
特にダメージが大きいのはシロアリです。 

解体した私の家はシロアリによる食害のひどい部分が数多く見られました。
古い家でしたので防虫処理はされていなかったようですから仕方ないのかもしれませんが、
それにしても畳内部のスタイロフォームにまで食害の跡があったり、
湿気の少ない場所の柱に高さ2mくらいまで食害の跡があったりで、
シロアリの生命力に驚かされます。怖いくらいです。

シロアリから家を守るために、一般的には土台から1mくらいの範囲に防虫剤を塗ったり、
場合によっては床下の乾燥状態を保つために木炭などの調湿剤を敷き詰めたりします。

岡崎シロアリ技研の運営者?代表?の方のお話によれば
シロアリによる被害から家を守るためのさまざまな方法は多少の効果はあってもどれも完璧なものはないのだそうです。 
基礎コンクリートの小さな亀裂からシロアリは侵入するし、防虫処理されていても食害にあう可能性は0ではないということです。 

結果的に一番の対策は床下を「点検できること」。

現代では「ベタ基礎と防虫剤で対策してあるから」と安心してか、床下に入りにくい構造の家が多いようです。
しかしながらことシロアリに関しては事前対策よりも事後メンテナンスの方が断然効果的とのことです。
行動範囲の狭いシロアリは一度駆除された場所に他の場所のシロアリが侵入してくることはほとんどなく、点検と駆除を繰り返していくことで徐々にシロアリ被害のない家になっていくのだそうです。


かなり省略して私なりの解釈でお話ししてしまいましたが、もっと詳しく正確に知りたい方は是非「岡崎シロアリ技研」を訪問してみてください。

最後に私が非常に興味深かったのは
こちらのサイト運営者の方がシロアリ駆除をされてきた実際の経験からのお話しです。

土の床下よりもベタ基礎の床下の方が汚い

土中の微生物や菌類の働きで土の上のゴミや虫、小動物の死骸などは自然に分解され土に還るのですが、
コンクリートに覆われて乾燥したベタ基礎の床下は前述のゴミなどが分解されずにたまってしまうのだそうです。
土のが綺麗って目から鱗の納得な事実です。

これまで「大地との絆を失いたくない」というだけでベタ基礎にはしたくないんだと頑なに言ってまいりましたが、説得力のある理由がやっと見つかりちょっと嬉しい感じです。
それにも増して家と虫との共生的な考え方に感服しました。

というわけで私の家は布基礎にします。




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ベタ基礎にしない理由

前置きなしで申し上げます。

私がベタ基礎にしたくない最大の理由は


「大地との絆を失いたくない」


たったそれだけのこと?   と、思われた方々 申し訳ありません。
もったいぶって。
前回記事でベタ基礎のメリットとデメリットを理屈っぽく並べておきながら
結局、感覚的なものなんです。

家の床下全面をコンクリートで覆ってしまうって何か間違ってる気がするんです。
家を建てる時に風水とかを気にされる方、多いですよね。 
風水って気の流れを大事にしてるはずです。
コンクリートで大地からの気を遮断してしまっては 人も家も良い気を受けられないのでは?
と思ってしまいます。

ちなみに私は宗教的に偏ったものを信仰してしているとか、
カルトであるとか、神秘主義的であるとか、そういう傾向は全くない人間です。
ごく普通の人です。
霊感もありませんし、気を感じたこともありません。

ですが、やっぱり「大地との絆」は大切だと思っています。


と、ここまで感情に訴えかけながら、
実は私の考えが意外に間違ってないのでは?と思われる情報を発見しました。
それもかなり説得力のある情報です。

それについてはまた次回で


 

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ベタ基礎のメリット・デメリットを考えてみる

以前の記事で私の家の基礎は「ベタ」にしないとお話しました。
(ベタ基礎とは家の床下一面を鉄筋コンクリートで固めてしまう工法のことを言います。)

ではなぜ私がベタ基礎にしないのかをお話しする前に。
ベタ基礎にするメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

<メリット>
一番は湿気
現在一般的な住宅建築では基礎コンクリートを打設する前の土の上に防水シートを敷き詰めます。
こうすることで地中から上がってくる湿気を完全にシャットアウトしています。
また近年では基礎の上に基礎パッキンというものを設置することが当たり前になってきています。
基礎パッキンは厚さ20mmほどの樹脂製の板で通気ための凹凸があるものがほとんどです。
(水分を含みやすいコンクリートと土台の木材を直接接触させないというメリットがあります。)


これら防水シートと基礎パッキンの併用によって、基礎の側面に従来型の通気口を設ける必要がなくなりました。
それによって基礎の立ち上がり部分が切れ目なく連続して施工できるため、通気口によって低下する基礎の強度を上げることができるようになりました。 
 
2番目は地盤沈下
当然のことながら地震による地盤沈下、液状化なども含まれます。
専門業者による地盤調査によって地盤の強さを表す地耐力が30kN/㎡を境に
それより低い値の場合、ベタ基礎または杭基礎のどちらかを選択することになります。
(それよりもさらに軟弱地盤の場合は杭基礎だけになります。)
もしも地震などにより地盤が傾いたとしてもベタ基礎は面で一体化してますから基礎上の構造物に歪み変形等の影響を与える可能性が低いと言えます。

<デメリット>
1. コンクリート使用量 
基礎の立ち上がり部分だけにコンクリートを使う布基礎と違いベタ基礎は床下全面にコンクリートを敷き詰めるのですから、当然コンクリート使用量が増え、その分費用も増します。

2. 産廃
 家を建てる前から壊すことを考える人もなかなか少ないとは思いますが、
コンクリートがゴミになった時、処分費用も大きくなります。 

ただ上記のコンクリート自体の価格も産廃になった時の処分費用もたいして高額ではありませんので
特別大きなデメリットとは言えないのかもしれません。
メリット、デメリットを比較するとメリットのが大きいと感じます。

ですが、私がベタ基礎にしたくない一番の理由が一つあるのです。


それは次回で。


 

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「土台を基礎に緊結」が生まれた理由

前回お話しした基礎のつづきです。

現在の建築基準法では土台は基礎に緊結することになっています。
素人目には「それは緊結した方がしっかり安定するでしょ。」と思うのも当然ですが
古来からの木造建築方法で建てられた神社や仏閣は度重なる大地震を乗り越えて今でもその多くが現存しています。

それら建造物の土台は基礎に緊結されておりません。

構造的にしっかりガチガチに固定してしまえば、地震の揺れを建物は直に受けてしまいます。
多少の余裕あそびがあった方が 地震の揺れを吸収して倒壊しないということを昔の人は知っていたのだと思います。

ではなぜ現代建築では土台を基礎に緊結しなければならなくなったのでしょうか?
これについては建築士下山眞司氏のこちらのブログがたいへん参考になりました。
「建築をめぐる話・・・・つくることの原点を考える」 

下山氏の記事を要約すると
建築が学問として体系化されてより建築家たちは地震で家が倒壊しないために有効な方法を探し求め 
た末、発見したのが「筋交い」でした。
ところがこの筋交いを入れた家が地震による揺れを受けると予想外のことが起こりました。
地震の揺れにより筋交いにかかった引っ張り、突っ張りの力は土台から柱が抜ける梁から柱が抜けるという結果をもたらしました。
そこでその対策法として土台を基礎に緊結することが考え出された。

というわけです。

私としてはとてもしっくりくる内容でした。納得です。
下山氏の記事は非常に興味深い内容です。是非一読されることをオススメします。
 

氏の記事を読んでいくと、土台を基礎に緊結することのデメリットの方が目についてしまいます。
私の家ではいっそ土台と基礎の緊結も筋交いもやめてしまおうかと思ったりするのですが、
法律で決まっている以上、守らなくてはならないのですね。 
このデメリットを補うかのように現在では
制振ダンパーとか免震ゴムとか空気圧で家を浮かせてしまうシステムとかビックリするような技術が出てきました。

本当に地震に強い家にするには、
土台を基礎に緊結せず、筋交いも入れず、屋根は重い瓦をのせて葺く
 
現代建築は全く逆の方向へ。。。

 

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