家の形は四角形が良いと「良い家相 その1」で書きましたが、
わたしの新居の設計は玄関ホールが張り出しています。
家相ではこれを「張り」、逆に凹んだ部分を「欠け」と呼んで、
場合によっては良い家相にも悪い家相になります。
ではどの程度の大きさの凹凸が あると家相的に「張り」「欠け」になるのでしょうか?

「張り」は
家の一辺の長さの1/3以内で突き出した部分があると「張り」にあたります。
「張り」は方位によって良い家相にも悪い家相にもなります。
「欠け」は
家の一辺の長さの2/3以内が凹んでいると「欠け」にあたります。
「欠け」はどの方位でも良くない家相になりますので設計には特に注意が必要になります。 

冒頭でお話しましたようにわたしの家の設計では玄関ホールを「張り」にしました。
家相について書かれた書籍やネット情報などを調べますと
玄関土間を「欠け」と解釈される記事が多く見られるからです。

そう考えると最近の住宅は玄関扉を外壁面よりも室内側に引き込んだ「欠け」のデザインが多いように見受けられます。
玄関から外へ出たところに雨よけの庇を作らなくても2階の床が庇の代わりになるとか
外周に庇などの出っ張りを作らないことで土地を有効に活用するとか
そういったメリットがあるのはわかるのですが、
これでは「欠け」た玄関にさらに玄関土間の「欠け」を追加して二重に「欠け」を作ってしまいます。
わたしとしては避けたいデザインです。オススメできません。

やはり家の形はシンプルに四角形で、玄関土間だけは「張り」にするくらいが良いのではないかと思います。


「張り」と「欠け」については以下のサイトに詳しく書かれておりますので参考にしてみてください。 
>> kimoto・ACT 







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