以前の記事でも書きましたが、住宅の建築工事では素人が手を出してはいけない分野の工事があります。

それが、水道配管設備、ガス配管設備、電気配線設備。
主にこの3つが 資格を必要とします。

この中で水道とガスは専門業者に任せるしかありませんが、
電気工事に関しては自分でできる可能性があります。

もちろん資格が必要になることは絶対条件です。
ですが、この電気工事の資格は他の2つに比べて素人さんにも取りやすいものなのです。

細かな基準(使用できる電圧の範囲など)は置いといて、
大まかに住宅の屋内外配線であれば「 第2種電気工事士」があれば OK です。

第2種電気工事士を取得する条件は唯一

試験に合格すれば良い」 だけです。 

電気科の学校を卒業してなくてもかまいません。
実務経験、必要ありません。

現にわたしが卒業した学校は文科系です。
長年、土木工事をしてきましたが電気は専門外、苦手意識さえありました。

そんなわたしが試験を受けたのが3年ほど前になります。
当時44歳、頭の柔軟性のなくなってくる年齢です。 
家の建て替え工事を予定していましたから、あまり時間の余裕がありません。
すべったら、試験は翌年になってしまいますので、
「絶対受かるぞ」と覚悟を決めて臨んだところ見事、合格しました。( ̄ー ̄)ニヤリッ

試験は夏と秋の年2回。
筆記試験に合格後、約2ヶ月後に技能試験があります。
わたしが試験を受けた時は筆記試験がたしか2時間でした。
技能試験は45分。
前年度に筆記試験に合格していると筆記試験は免除になります。
また、電気科の高校を卒業している方も筆記試験は免除されます。

試験の申し込みやその他詳細については
「一般財団法人 電気技術者試験センター」のホームページで確認してみてください。

ところで、
「第2種電気工事士」の試験に臨むに向けてわたしはかなり勉強しました。
電気に苦手意識もあって、試験の1ヶ月半ほど前から1日1時間以上は欠かさず勉強しました。

「勉強しなくても受かっちゃった!」なんてカッコイイことは言いません。
勉強しなければ受かりません。
逆に言えば素人でも「勉強すれば受かります。」
取って損はない資格です。
あなたも挑戦してみますか?


第2種電気工事士試験合格にはちょっとしたコツがあります。
そのコツについてはまた後日、記事にしたいと思います。

 
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